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飲食店を手放す前に、居抜き物件としての売却を検討しましょう!<2>


居抜き 売却

前回は、売却にまつわるお金の話をしました。

⇒ 飲食店を手放す前に、居抜き物件としての売却を検討しましょう!<1>

今回は主に居抜きで売却する時の注意点をまとめてみます。

③居抜きで高額売却を狙おう!

退店を考える場合、どうせなら、高額で売却したいですよね!開業したばかりの方で、閉店まで視野に入れている方は少ないと思いますが、いつかは閉める日が来る店舗、退くための準備は開店と同時に始まっているのかもしれません。買主に良い印象を与える為にも、まずは掃除は徹底的にしましょう。キレイな店舗は、一日にしてならず。今日思い立って徹底的に掃除しても、急にはキレイになりません。特に汚れが付きやすい煙や油が多く出る業態の方は、日ごろから気を付けないと壁や天井が変色していたりしますので注意が必要です。

次に大事なのが、内装・設備のメンテナンスです。買い手の最大のメリットでもある、造作譲渡。業態によっては、自身で新たに設置する費用が高額になることもあるので、立地と同じぐらい重要視される場合もあります。ですが、その造作があまりに古い、故障している、汚い状態ですと、造作譲渡料が低額になってしまったり、無償で譲渡しなければ買い手が付かない場合があります。

ちなみに、設備などの廃棄の費用は、基本的には買主負担になりますので、買主側からしてもなるべくその負担を減らしたいのが本音です。売主側も高額で売却したいのが、本音なのでその為にも日ごろのメンテナンスを怠らないようにしましょう。使用年数や状態などを詳しく説明してあげることも大切です。

他にも内覧の時に照明を明るくすると好印象を与えます。掃除については上記にも述べましたが、特に鏡やガラスなどの、手垢が付きやすかったり、埃がつきやすい場所は、ピカピカにしておきましょう。

④売却後のトラブルを避ける為に、やってはいけないことを把握しよう!

◎リース契約を把握しないままでの造作譲渡

造作の中には、購入した物の他、リース契約している物があるかも知れません。リース契約を全くしていない店舗の場合は、問題ありませんが、リース契約をしている機器をお持ちの方は、注意が必要です。買主がそのまま使用できると思っていたのに、リースの原契約解約で撤去されてしまい、新たに購入しなければならなくなり、それにより開業予定日に開店できなかった、または売主側が後々になってリース品がある事を思い出し、リースの残債を誰が払うか等の問題が発生する可能性があります。

そうなってくると売主は、売ったからおしまいと言うわけにはいかなくなります。買主側に損害が発生してしまうと、損害賠償請求をされる場合もありますので、手違いがないように気を付けましょう。

◎嘘をついて造作譲渡

「実は、故障しているけど・・・」「実は、古いけど・・・」と言う小さな嘘が大きい損害を生んでしまうことがあります。買主も中古の造作を譲り受けるわけですからある程度納得した上で買うのは間違いありませんが、使用年数や故障などをごまかしてしまうと、買主の大きな損害になってしまいます。故障していることを知らずに事故でも起こってしまったら、ただ事では済まなくなってしまいます。大きなお金が動きますので、誠実な交渉がもっとも大事になります。いずれにしても、大きなトラブルが起こってしまった場合には、裁判になる可能性もありますので、キチンと自覚して契約に望みましょう。

⑤下町がアツい!個人飲食店がアツい!

売却をお考えの皆さん!今、下町が開業者に人気なのはご存じですか?特にスカイツリーのおひざ元でもある墨田区や浅草は台東区、今と昔の下町が行きかう錦糸町や亀戸が、アツいです。

その理由の一つとしては、都心の中でも少しお安めの家賃と集客力、そして業態を選ばない立地です。下町は、地域にも密着する上に、商店街や下町ブームも合わさっているので、色々な客層の方がいます。キレイな店舗が好まれるのが多い中、レトロ感を出したい方もいるので、長年経営して閉店を考えている方でもスムーズに売却まで進むことができます。

加えて、価格帯が高すぎなければ業態も選ばない上に、小型の店舗が多いので初心者開業者にとってこれ以上の土地はないと言っても良いでしょう。わかりづらい場所にあっても、中には隠れ家的なお店を考えている方もいらっしゃいます。物件が古いから、立地が悪いからと言って躊躇されている方も、これを機に売却を検討してみてはいかがでしょうか?

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